適応障害の自覚と、健康状態

メンタルクリニックで適応障害と診断をされていても、当時の自分は過労で疲れているだけでは?と、精神疾患となっていることに半信半疑でした。

そこで休職を健康状態を確認するいい機会と、健康診断やMRI検査、胃カメラ、大腸検査を受けることにしました。

健康診断とMRI検査を受けて

自身の自覚症状として特にあった違和感は胸の痛みと頭の冴えなさでした。異常な疲労感もありましたが、いつもより疲れが長引くのは年齢のせいと高をくくっていました。休めばいずれ良くなるだろうと。
きっと、動脈硬化など血管に異常があって健康診断を受けて本当の原因を見つけようと思っていたのです。

そんな想定でいましたがMRIも心電図も結果は良好。
問診の際には胸の痛みや頭が冴えないことを伝えるも診察上は異常なしとお墨付きを貰えます。むしろ問題は肝臓とコレステロール、脂質異常などが書かれ、内科で改めて精密検査を受けるようにとのことでした。

この時点で会社を休み始めて3週間を経過しようとしたあたりで、やっと「本当にストレスが原因で体調が悪くなっているのか…?」と自覚を持ち始めます。

自分は本当に適応障害なんだ…と自覚

健康診断の結果を受けた頃と同じ時期に、自分は本当に適応障害なんだ…と自覚した出来事がありました。
それは自分の勤め先の決算発表のメールを目にした瞬間で、その時は胸の動悸がおさまらなかったのです。

もし休んでいなければ、自分が作成していたはずの決算発表のお知らせを見て身体に症状が出てしまっていることを自覚。普段鈍感な自分もこれはトラウマ的なものだと分かります。
「あぁ自分は本当にメンタルをやられていたのか…」と適応障害にかかっている事実を認識し、「これまでと同じように、また働けるようになるのだろうか?」と不安や情けなさを感じていました。

内科で生活の改善指導

自分が適応障害と自覚した後も予約済みだった内科で検査を受けていました。

内科の病院では胃カメラ、大腸検査だけお世話になるつもりだったのですが、逆流性胃腸炎と大腸のポリープ(後に良性と分かる)が見つかってしまいます。
ポリープはその場で切除、良性と分かったのですが、逆流性胃腸炎は要治療。
健康診断の結果も伝えたところ、胃と肝臓、コレステロールの改善のため引き続きお世話になることに…

健康な身体には健全な精神が宿ると言いますし、休職も活用し、この機会に健康な身体も手に入れようと考えていました。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■あとがき
退職予定日まであと17日。

最近は鬱や適応障害以外の精神疾患について書かれた本を読んでいます。
精神疾患となっている人が多いと知り、「皆さん不健康なのね」と思っていたり。