休職となった後の生活は家に居ることが中心の生活に変わります。休職からひと月が経つ頃、適応障害の状況が少しでも好転すればと、小旅行を計画し行くことにしました。
群馬は家族と墓参りに、京都と松本はひとり旅です。
小旅行ですら気分転換にはならない
この頃の体調は休職直後の絶望的な身体の重さは、多少マシになっていたこともあって敢行したのですが、普段であればなんてことのない小旅行でも土地勘の無い場所を歩き回るのは精神的・体力的に厳しいものがありました。
群馬は温泉旅館に泊まったのですが、主にひとり暮らしをしている自分の状況を伝えることがメイン
心配をしてくれている家族には申し訳ないのですが、ほとほと疲れてしまい「温泉に入れば気も紛れるでしょう?」という感じではなかったのです。
うつ症状で対人関係がストレスと気づく
ひとり旅で行った京都と松本は計画らしい計画も立てず、ゆっくりと過ごしていたのですが案外穏やかに過ごせたように思います。
それぞれの旅行に行ってみて分かったのはうつ症状でストレスとなってしまうのは、人と接することだと自覚。
うつ症状からか普段よりもとげとげしい反応をしてしまいそうになるので、それを抑えるようにと、気を遣うため疲れてしまっていたのかもしれません。
無理せず距離感を保った生活に
心配をしてくれた家族には申し訳なかったのですが、「大丈夫だから、なにかあったらまた連絡する。」と伝え以後連絡をするのを控えておりました。
無理せず距離感を保った生活を過ごしながら、調子の波はあるもののちょっとずつ、人を見定めながらコミュニケーションをとれるようになっていっています。
文章を書いている今も、日によっては人とやりとりするのがキツい日もありますが、そんな状態もまだやむなしと受け入れつつ過ごしています。
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■あとがき
退職予定日まであと15日。
復職ではなく自然退職を労務に希望する旨の連絡をしてから早一週間。やっと労務からの退職受け入れの連絡が来た。
とりあえず返事の遅さにやきもきしていたのですが、一歩前進と前向きに考えたい。