貯金と傷病手当金が生活の頼り

今回は休職した後のお金の話。
実は休職直後は貯金を取り崩しながら傷病手当金の入金でまかなって生活をしています。

休職中は給与ゼロ

自分の勤め先では就業規則のなかに休職制度がありましたが、休職期間中は無給とする旨が明記されていました。給与0円生活です。怖いですね…

それに加えて会社からは社会保険料や住民税の請求が毎月来て、その分を支払っています。

本来それらは給与から天引きされるものですが、そもそも給与自体が0円で天引きしようがありません。その分を自分に請求する訳です。

支払いばかりが先行し、精神的に不安は抱いていました。

休職してからは貯金と傷病手当金が頼り

ここからが具体的なお金の話です。

自分が働けなくなった時点で貯金は約250万円があり、それを取り崩していき、日々の生活費や医療費に充てていました。

この貯金は生活防衛資金として、いざという時のために用意をしていたものでした。

傷病手当金の申請は勤め先の会社やメンタルクリニックに協力してもらうのですが、実際に入金されるまで支払いが先行し、お金が減る生活は少なからず不安でした。

3ヶ月ほど無収入生活のあと、傷病手当金の申請と確認が無事に済み、大体給与の2/3ぐらいが振り込まれます。

「これでいったんはジリ貧の生活がストップできた。」と、「まだ働けるような精神状態と体調ではないけれど、収入があれば治療する時間がかせげる。」そう、ほっとしたのを覚えています。

傷病手当金を受け取ると社会復帰が遅れるのでは?という悩み

傷病手当金の申請は不安だらけでした。
手続き面としては

  • うちの会社はきちんと手続きを進めてくれているのか?
  • 自身の記入に間違いはないのか?

今後への影響としては

  • 一定期間の受領ができることで、社会復帰に後ろ向きになるのでは?
  • 傷病手当金の申請が受理されても後々保険の契約が困難になる。

といったものです。

特に一定期間の受領ができることで、社会復帰に後ろ向きになるのでは?というのは自分にとって大きな懸念点でした。

普段の自分であれば退路を断って、それを力に変えて前に進むことを好みます。

ただ、今は自分のスタンスを捨てることにしました。仕事も満足に出来ないし、働き出してもすぐにギブアップしてしまうかもしれないと心配に感じるほど弱っちい自分になっています。

心と身体もこれまでの自分とは別物でこれまでと同じように追い込めば結果が出るとはとても思えなかったからです。

傷病手当金は会社員として健康保険料を納めてきた正当な権利。社会保障の手厚さに感謝し、今は焦らずきちんと休んでいずれ復活しようと考えることにしました。

正直こういう生活に自尊心は傷つきますし、くやしいのだけれども…

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■あとがき
退職予定日まであと14日。

久しぶりに映画を映画館で見ることができた。

2時間も集中できないのでは?と、思っていたので
子供向けのアニメ映画だとしても正直嬉しい。