仕事を休み始めた数週間、
頭の中は味わったのは同僚への罪悪感と自己嫌悪のループをしつつも意外と行動力があった時期でした。
休職しても頭から仕事のことが離れない
この頃は仕事を休んでいることへの罪悪感でいっぱいでしたし、身体を休めていても仕事の心配が頭から離れない状態でした。
- 突然自分がいなくなったことで、同僚に負荷が掛かっていないだろうか?
- 経理で決算開示を担当している自分が抜けてまともな数字で決算発表がされないのでは?修正が出たら自分のせいだ。
- 担当をしていたシステム変更のプロジェクトの導入は直前に迫っている。自分がいなくて対応は問題がないのか?
- 上司から突然電話が掛かってくるかもしれない。
- ひと月で戻ったら業務の状況はどうなっているのだろうか?
など、気をもんでも仕方がないのに思考を繰り返してしまうのです。
通常な心理状態あれば、なるようにしかならないし、そうなったときに考えよう。と割り切れるのですが、自身の適応障害のうつ症状はそのことが難しかったです。
日常生活をするだけで普段の数倍疲れる
頭の中は仕事の心配ごとでループしていますが、この頃は行動力がある時期でした。
ひと月も休んでいるのは今だけ、普段出来ていなかったことをやっておこうと
- 健康診断、MRI、胃カメラや大腸検査などの予約や受診
- 休職や適応障害、うつ病に関する本やYou Tube、ブログなどの情報収集
- 同じ趣味の方々とオンラインゲームやWebミーティングでの雑談
- 同業者に会い、近況を話す
- 家族で行く墓参りの手配やひとり旅の予約
など意識的に動いていました。
ただ以前に比べると何をするにも数倍疲れるのが感覚で、そのギャップに戸惑い、これまでとは違うのだと認識して少しずつギャップを埋めていく必要性を実感していきました。
NetflixやYou Tube、アニメを観て意識をそらす
この頃はひとりでいることに不安になり、家ではBGM代わりにテレビでなにかしらの映像を流して過ごしていました。
Netflixでは若かりし頃の大泉洋さんが大変な企画にチャレンジする「水曜どうでしょう」の全シリーズを観ていましたし、
You Tubeではゲーム実況の「兄者弟者」、精神科医の先生が精神疾患について解説している「精神科医がこころの病気を解説するCh」、他にもうつ病経験者の方々の動画、特にクリさんとワニさんの掛け合いが楽しかった「クリとワニのゴミ活ch」など良く再生していました。
適応障害となったのが動画配信サービスのある今の時代でまだ恵まれていたのかもしれませんね。
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■あとがき 退職予定日まであと17日。
最近になって、以前から好きだった音楽やガジェットに意識が向くようになってきたようだ。
ちょっと回復しているのかな?と思えて嬉しい。お金を多量に使ってしまいそうで怖い部分もあるのだけれども。。