仕事を休み続けるなかで、復職と退職の2択で今後の身の振り方をどうするのか漠然と考えていました。
最終的に自然退職を選んでいるのですか、その決断までの理由を説明していきたいと思います。
復職という選択肢はリスキーだった
復職を選ぶ理由は感情論で「自分はまだやれるんだ」という気持ちを捨てきれない想いがベースでした。
転職してたった1年半で、休職する自分自身が情けないことが認められず、周囲には仕事に穴を空けてしまった罪悪感を持っていたし、休職したまま自然退職に至るのはみっともない。悔しいから嫌だ。という変なプライドがありました。
ただ、現実論として復職が可能かどうか?実際に復職したらどうなるのか想像してみると結論は違いました。
自分のケースでは仕事を休むことが最大で認められるのは有給休暇+私傷病欠勤で4ヶ月間でした。正直、適応障害の症状が回復する期間としては不十分です。
たとえ復職をしたとしても、同じ部署に戻ることが前提で、業務負荷は軽減されるどころか休職中に同じ部署で退職者が続いているため、より荒れた職場になっている惨状です。
そして適応障害の原因は職場のストレスで、そのストレスの大部分を占める上司は未だにいるのです。
同じ環境に戻って悪化し、最悪のケースで鬱になって自殺をしてしまうようなことになったら、後悔しきれないものがあります。
自分は仕事は命掛けでまでするつもりは一ミリもないのですから。
復職を諦め自然退職を選ぶ
健康を取り戻せばまた仕事に就くことは出来る。そういう考えてみっともなくても自然退職を選ぶことにしました。
無職期間が長引けば、転職も厳しいかもしれませんが、主治医の先生に相談をしたところ、引き続き傷病手当金を受け取れるため、まずは休むことを優先して焦って転職をする必要もないと分かりました。
今回の失敗を活かし、次の転職では今の職場よりかは働きやすい職場環境を選ぶつもりでもいます。
休職中にいろいろな方たちとやりとりをしたのですが、精神疾患から会社を辞めてしまう方も多いのだと知りました。こういう形で退職を選ぶのは自分だけではありませんし、やりとりをした方々には頑張りに対する敬意を抱きましたが、決してみっともないとは感じたことはありません。
必死にやって、それでもうまくいかないこともあるだけなのです。
自分は在学中から職場勤めを並行して行って社会人となって、常に仕事に関わってきた人生です。今回はじめての無職期間です。
不安もありますが、いったん今までゆっくりと出来なかった読書や音楽、映画など楽しんで過ごしていきたいと思います。
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■あとがき
退職日まであと1日
退職日まであと数時間、なんだか落ち着かず本日二本目の投稿となりました。