適応障害で退職した後の方針を友人に相談

退職まで後10日をきったころ、休職の際に相談をした友人を食事に行き、今後の事について率直に話して相談させて貰いました。

10年来の友人

退職する手続きを進めていくなかで、やっと精神状態もまともになって来たと実感してくるようになりました。気持ちも落ち着いたこともあって、適応障害と診断され不安だった時に相談にのってくれた友人に感謝を伝えたいと思っていました。

この友人は学生時代からのつきあいで、はじめて社会人となった職場では先輩・後輩として一緒に働いたこともある親しい間柄です。

久しぶりに再会した友人と会って真っ先にひと言「思ったより顔色良いね。」と言われたのはどんな状態を想像していたのか!?と思わず苦笑い。

「いやいや、本当にやばい時期はもう過ぎ去りましたから、とりあえず一緒に昼食しますか?」とランチやお茶、晩ごはんまで一緒にして、雑談を交えながら近況報告していました。

聞きたかったのは素直な意見

趣味の話しや以前の職場のこと、業界の流れなど聞いた後、今の自分の状態や今後の選択に対し、友人に次のような質問をしてみました。

  • 率直に今の自分は以前の状態まで戻っているように思うかどうか
  • 休職期間満了後に退職しても、健康な身体に戻るまでは無職でいるつもり
  • 今後管理職として働くとしても、自分がバカにされても部下を頼るスタイルにを選ぶつもり

など長く一緒に過ごした友人の意見を聞きたかったのです。

友人の意見

友人が目を細めつつ、口にした意見は次のようなものでした。

回復状態は8割ぐらいに見える。好きな小説とかでも読むのに苦労しているぐらい読解力が落ちているのは支障があるかもしれない。逆に大人数のイベントなどで動悸がでてしまうことは、仕事上は大きな問題にはならない。(元々オフィスで仕事しているから。)

再就職を健康な身体に戻してからというのは、区切りを明確に決めておかないと、何かと理由をつけて引きこもりになってしまうこともあるので気をつけた方が良い。(この状況を受け入れてサボり過ぎちゃいけない。)

  • 年齢を重ねたことによる衰えは適応障害に関係なくあるもの。
  • 今の考えは自分を卑下しすぎているように感じる。
  • 無理をし過ぎなければ今までに近い仕事のスタイルでやれると思う。

とのこと。一歩引いた客観的な意見ありがたかったです。

再就職についてツテがない?

また、せっかくなので再就職について何かツテはない?とも聞いてみました。

以前の職場のツテを使うのはあまりお勧めできないこと。前職のツテだともっと若手が求められるところしか知らないから、自分で再就職先を見つけたほうが見つかると思う。

との返答。見事に空振りでした。

友人からの率直な意見を参考に動いていこうと思う。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■あとがき
本日、無事に退職日を迎えました。
退職日当日に保険証を使うのだけど、退職前後に病院に通っているとなかなか気を使いますね(苦笑)