上司に診断結果を連絡、戸惑いながらも休職へ

December 14 2007 day 64 - Depression

休職する旨の診断書をもらったその日のうちに上司へ電話で話しました。

その日は土曜日で会社は休み、上司には休日だったのですが、どう転んでも今後迷惑をかけてしまうことに変わりはないありません。

また何よりどう対応していくのが正しいのか頭が回らず分からずとりあえず連絡をしたというのが正直なところでした。

休職前の荷物の整理

勇気を出して上司に電話をするもつながらず、手持ち無沙汰に。
もしかしたら当分はオフィスに行けないかも知れないと考えます。

休日ではありますが勤め先のオフィスに向かい

  • 中途半端になっていた書類を整理
  • データを共有フォルダに整理
  • 私物や仕事で使うノートパソコンをビックアップ

など行っていました。

上司への休職相談

ひと通り片付けたところで上司から折り返しの電話があり、ひと月ほど不調を自覚していたこと、メンタルクリニックで適応障害と診断、診断書にはひと月の休職する内容となっていることを伝えました。

上司からは社内手続きは今後確認するけれど、とりあえず月曜日から家で休むようにと話があり、療養することが決まります。

自身の関わっている仕事の引き継ぎのため状況を簡単に説明したところ、「あとはどうにかする。」と言ってくださったのは有り難かったです。

ただその直後に
「処方された薬は飲まないほうが良いのでは?」
「なにかあったら電話していい?深夜とかおかしな時間には電話しないようにするから…」
「自分だったらこの会社を辞めるな」
と、口にされてしまったのは、心がざわつきました。

口にこそしませんでしたが「医者に精神疾患と言われて不安に感じているタイミングでこういうことを言うの?」「そういう他人の気持ちを想像できない人だから周りから距離を取られるようになっているんだよ」と思っていました。

朦朧としていた休職初期

休日が決まった土曜日には、とりあえず療養の方向性が定まったため、相談に乗ってもらった家族と友人に対し休みが取れたことを連絡。

その後の数日は、疲労感に加え混乱した状態だったこともありベッドで過ごす時間が多かったのですが、たまたま食料の買い出しに外出した際に知人とすれ違い、一緒にお茶をして適応障害のことについて相談させていただいたのを覚えています。

この頃はまだ自身の状態を把握出来ていなかったため、「休職といっても限界の9割ぐらいの感覚だったから大丈夫。とりあえずひと月休むだけ。」と、本心から口に出来るぐらいの心持ちでいました。

産業医面談のやりとり

休日が明けた月曜日の夕方に上司から電話があり、リモートで産業医面談を受けて欲しいとのこと。

了承の返事をしたときには、面談の時間まであと5分もないことに気が付き、急いで準備し面談を受けました。

なんの準備も出来ておらず産業医面談でのやりとりは記憶が曖昧でしたが、「うちの会社らしい対応だなぁ…また次回の面談で色々相談すれば良いか。」と考えていました。

正式に休む手はずは進められていることを認識し、少しはホッとできたので、親しい同僚の一人にチャットで今日から休職する旨のメッセージと自身の連絡先を送りPCを閉じました。

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■あとがき 退職予定日まであと20日。

退職した同僚から新しい職場に勤め始めたと連絡が入る。
今の自分は応援ぐらいしか出来ないのがもどかしい。

とりあえず今は体力だけでもつけようと市民プールに行ってきました。