適応障害になった職場の様子

転職して今の職場で働きだし真っ先に「これはまずい!」と、感じたのは社内の人間関係が悪かったことでした。想定以上の忙しさもあったけれど、それよりも致命的だったのが所属部署の上司に対し周囲の方々が不信感を募らせていたいことだと思っています。

距離感のある上司との人間関係

入社してすぐに気がついたのは、他のスタッフが直属の上司に対して距離感を保って仕事をしていること。

自身は上司とともに他部と調整しつつ行う業務が多かったのですが、思いつき・場当たり的な業務対応と分担の変更指示が多く、必要な情報共有の漏れは日常茶飯事。他部署や取引先との打ち合わせもドタキャンされるもしばしば。

上司は周囲には完璧を求めるけれど、 その完璧さを求める上司自身の仕事はミスも多くツッコミどころだらけ、言っていることとやっていることのズレが激しかったです。

同僚の皆さんに上司のことを伺ってみると、上司は以前からそういった悪癖がありもう関わりたくない。と、距離をとっていたそうです。

既に折り合いが悪く転部された方もいましたし、自分はあったことはありませんが人間関係が原因で退職した方もいたそうです。

退職者が続き、部署の崩壊

いわゆる上司ガチャに失敗した職場ですが同僚と協力して仕事をこなし、約1年が過ぎた頃に転機が訪れます。

上司は感情を抑えるのが苦手で、締め切りを守れない同僚に対し、厳しい態度を示すことが多くなったのです。業務対応の遅れを隠そうとする同僚も対応がうまくないと感じましたが、同僚は締め切り自体の設定見直しを交渉するも頭に血が登っている上司からは理解を得られません。

その後は上司とその同僚の関係は悪化し、最終的に同僚は退職を決意。

辞める同僚の穴埋めとして中途採用を募集しますが、採用は進まず他の同僚にその仕事を分担するも、その同僚も退職してしまいます。

上司の無茶振りが重荷に

同じ部署で同僚の退職が続く中、自分は元々抱えていた業務に、退職予定の同僚の一部業務の追加、他にも突然上司の仕事の肩代わりも求められ、業務過多に…

疲労感や思考の鈍さ、心臓の痛みなど自覚するようになり、うつ病なのでは?と疑いだします。なんとかヤマ場を切り抜けた段階でメンタルクリニックへ行くことにしました。

そこで適応障害との診断され、紆余曲折あり休職することに…関わってはいけない人が上司となると心身に支障をきたすことがあるのだと、身を持って経験しました。

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■あとがき
今日は退職後の傷病手当金の手続きやハローワークの手続きなど確認を進めていく。
退職予定日まであと24日。万全を期して(というの変ですが…)無職になる準備を進めています。