休職直前は出勤時間ギリギリまで起きれなかった

休職する直前の出来事は、疲れすぎて記憶も曖昧だったのですが最近になって当時の状況に気がつき、寒気がしました。

何年も当たり前にやっていた習慣が出来なくなっていて、休職直前は出勤時間ギリギリまで布団から起きられないようになっていたのです。

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出勤ギリギリまで布団から起きられない

以前の日記を見返し、これは「危険な状況だったのでは?」と感じることがありました。

自分は毎朝の習慣として日記を書いていたのですが、休職をする1ヶ月半ほど前からほとんど日記を書いていないか、日記が残っている日でも「疲れた。」というひと言だけ書かれています。

その頃の状況を振り返ると、仕事で常に周囲に振り回されるような状態が続いており、心身ともに疲れて朝は出勤するギリギリまで起きることができなくなっていました。

これまでは毎朝時間に余裕をもって通勤し、職場近くのカフェで前日の日記を書き、当日の段取りをする生活を送っていましたが、休職する直前では出勤が間に合う時間ギリギリに目が覚め、重い身体を気力で動かし、最低限の身支度をして出勤する生活。

身支度もだんだんおかしくなってきて、最低限の身だしなみであるひげ剃りをし忘れたことを、あとになって気が付き驚いたこともありました。

繁忙期+変化+周囲に振り回されていた

この頃は周囲に振り回されるような状態が続いていました。

間接部門に所属していた自分にとっては、「この仕事はそんなものだ。」と、割り切っていたのですが、元々繁忙期だったにも関わらず、

  • 急な業務分担の追加
  • 同僚たちの退職
  • 既存の問題を棚上げにして、新たな目標を掲げる
  • 直属上司が原因の他部署とのトラブル対応

が続き、だんだんと頭がおかしくなっていったのでしょう。年に一番の繁忙期を迎える前の段階から既にボロボロでした。

適応障害でもマシでは?もし、無理して働き続けていたらと想像すると怖くなる

自分は前職を退職した後もどこか気が抜けないままだったのですが、最近になってやっと自然体のまま、のんびり療養期間を過ごせています。

未だに早朝覚醒があったり、うつ症状が残っていて体調とメンタルの波に振り回されることはありますが、周囲のことは気にせず、自分本位に時間を過ごしいくなかで、ちょっとずつ以前に近い頭の回転が戻ってきているように感じています。(戻ってから自覚できるのでどこまで回復出来ているのか分からないのが難儀です…)

休職直前の一年前の自分自身は、「まだまだ頑張らないと…」と、と気力を振り絞り、毎日を過ごしていました。

いわゆるブラック企業で

  • 大事にするのは上場企業としてのプライドとメンツ
  • 売上の追求を重視しすぎて管理部門は疲弊
  • 所属部署は退職者が続くが少数精鋭な組織と言い張る上司たち
  • 足並みは揃わず、無関心か足を引っ張り合う人間関係
  • トラブルが起きたら嘘をついても他人のせいと言い張る

といった職場でしたが、長時間残業で頭も回らなかったですし、転職して来たばかりだからということもあり、いずれ限界が来ることに目を背けてしまいました。

休職期間の満了が近づいたとき、退職を選んでよかったと思っています。もし、あの時職場復帰をしていたら、自分はどうなっていたのだろうか分からないと心底感じていますので…

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■あとがき
サムネイルのお菓子は退職者された同僚からの餞別。
そっと自分のデスクにお菓子が置かれているのを見て「誰が退職されたのですか?」

なんてことを確認するのは日常茶飯事でしたね。