友人達に適応障害をカミングアウト

数年ぶりに地元の友人たちとの飲み会に参加しました。それぞれ地元を離れて生活をしていたため、随分と連絡をとっていなかったのですが、気心の知れた間柄です。

変に見栄を張ることもないかと、メンタルを病んで仕事を辞めて療養中であることもカミングアウトしました。人を選ぶ内容ですが、友人に伝えて良かったと感じています。

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適応障害のカミングアウト

適応障害となったことを友人に伝えるのか?前日から悩み、飲み会当日には集合場所に行くまでの電車の中で、胸の痛みが出てしまいました。率直にこんな状態で会いに行っても楽しい話題を提供できないし、迷惑かな?との思いもありました。

ただ、それぞれ仕事に就いてからなかなか会う時間は作れません。仕事に就いていない今の状態はみっともない気がするけれど、この友人たちには直接会って自分は大丈夫。皆も健康には気をつけて欲しい。と、伝えたかったのです。

友人たちとの再会後、居酒屋についてからの「最近どうよ?」という軽いノリの質問に、「実は心をやっちゃって、仕事をしていないんだ。」と切り出しました。

心の病は他人事じゃない

集まった友人たちと話をしたところ自分以外にも周囲に心の病となった人もいて、思いのほかメンタル疾患が身近なものだと分かりました。

友人たちは以前と変わらない態度で接してくれて、ある友人からは

「ひとりで抱え込まないでね。」

「時間がかかると思うけど、精神的にも受け入れていけると良いね。」

という言葉をかけてくれて、心強く感じましたし、勇気づけられました。

自分本来の価値観を曇らせて生活していた

集まった友人たちとは20年来の付き合いなのですが、その友人たちは良い意味で学生時代の頃と変わらない価値観でいます。

仕事や肩書きとか抜きに変わらない接し方の友人を見て、自分に周囲からの評価を気にかけて過ぎて、過剰に自身の好き・嫌いや本来の感情や価値観に蓋をして周囲にウケが良いように着飾っていたのかもしれないな。と思ったのです。

これからは、自然体な自分をもっと認めてあげて日常生活できるようになっていきたいですね。オタクで、不安なことは不安と言えて、すぐヘトヘトになってしまう等身大な自分でも良いではないかと。

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■あとがき
日曜日の20時過ぎ、翌日は月曜日…
友人からの「明日(月曜日)やってんの?」の質問に、「プラモをずっとやってると思う…あとは疲れで寝込んでいるかなぁ?」
と答える自分。

唖然とする友人、気まずい雰囲気…数秒ながら体感は永遠に感じましたよ。