しんどい早朝覚醒は意識をそらしてやり過ごす

適応障害になって未だに残っている症状の一つに、早朝覚醒があります。

自分の場合では特に早く起きる必要もないのに、朝の4時頃にふと目が覚めてしまうのです。毎朝、目が覚めて時間を確認すると「またか…」と現実を把握して悲しくなり、二度寝をすることもできず、早朝覚醒のあった日は冴えない頭のままで過ごすことになります。

他人からすると「そんなの寝れる時間まで寝ていればいいだけのことじゃないか」と思われるかもしれませんが、頭の中では「自分はマトモに寝ることすらままならないのか…」とネガティブな考えが巡ってしまい眠れないのです。

早朝覚醒が起きるパターン

自分の場合は早朝覚醒が起きてしまうパターンとして、不安やストレスを抱えたまま眠りについたときになることが多いです。

例えば療養中で仕事に就いていないこれから先のことを考えていたり、寝る直前にネガティブなニュースを見てしまったり、日中に人と会って疲れてしまっていたり、あとはメンタルクリニックへの通院がある日の朝も早朝覚醒となることがあります。

適応障害になって以降は常に眠りが浅くなっていて、どんなに日中に身体を動かしていても、睡眠導入剤を飲んでおいたとしても、早朝覚醒は起きるので結構厄介な症状です。

早朝覚醒のやり過ごし方

そんな早朝覚醒に悩まされつつも、最近になって自分なりの早朝覚醒のやり過ごし方を確立できました。

それは早朝覚醒で目覚めてしまった際には夜が明けるまでプラモデルを作って時間を過ごすことで、早朝覚醒で鬱々とした気分をやり過ごすようにしています。プラモデルを作る時には手先に集中するため、心を落ち着かせることが出来るのが良いのです。

ぼんやりとした思考で淡々とニッパーでパーツを切り取る作業や、パーツの切った断面をヤスリで綺麗に整えていると時間はあっという間に過ぎて行きますし、今ここに集中するプラモデル作りには、瞑想に近い効果があると聞いたこともあります。

また、昼寝もおすすめです。以前は昼寝に抵抗感があり出来なかったのですが、最近では堂々と休息をとれる時間があるのは療養中の特権と考えるようになり、積極的に昼寝をとっていくようにしています。(なかなか昼寝をしようと思っても出来ないことも多いのですが…)

SNSで適応障害、早朝覚醒などのキーワードでエゴサしない

ちなみに、自分は早朝覚醒で目覚めてしまったときにはTwitterなどのSNSで適応障害や早朝覚醒などのキーワードでエゴサだけはしないようしています。

自分だけが辛いわけではないと実感して、安心する気持ちもありますが、皆さんが苦しんで言葉を目にすると更に鬱々としてしまうことが多いと考えるからです。

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■あとがき
療養をいい機会として、これまでの自分の殻を破ってみようかと、以前であればまず観ることのなかったインド映画を見ることにしました。
観てきた映画はRRR(アールアールアール)。

筋肉隆々のイケオジ達が勢いとパワーでド派手なアクション、リズムにのって踊り狂うEDに圧倒されてきました。

すっごいエネルギッシュな映画だったこともあり、頭を空っぽにして強くいきていきたいなと思っていました。