自分は職場のストレスから適応障害となり今は無職となっています。
過労で疲弊した身体については回復したと思い、転職活動をしていましたが、その際に受けたストレスチェックでは高ストレス状態と発覚。
単にメンタルクリニックに通い、薬を飲んで休むだけではストレスが抜けず
・「適応障害の再発を防ぐ手立てが欲しい。」
・「単に休んでいるだけではまた同じような状態に陥るのではないか?」
との想いからカウンセリングを受けています。
今回は日常的に自分に課していたタスクをやめて気がついたこと、そして新たな課題について書いていこうと思います。
課題は日常的に取り入れていたタスクをやらないこと
適応障害で会社を休職となってから、自己嫌悪を強く、以前よりも日常的に目標を掲げてタスク化、日課を課している生活を過ごしていたように思います。
他の人と違い仕事もしていないのだから、しっかりとした生活をしなければならない。という想いも強く、自身で気が付かないうちに「適応障害から復職して、無職期間を取り返して周囲から認められたい。そろそろ負荷を掛けていこう。」とこれまで以上に息苦しい生活となっていました。
カウンセラーさんから「そういった状況では休みになっていないから、タスクをやらず好きなことをする生活を過ごすように」と伝えられ、戸惑いつつもその提案を受け入れて、この1月からボッーとした生活を取り入れてみました。
これまで自分の調子とは関係なく電車のレールを走るようなタスクに沿った生活をしていたこともあり、内心は「逆にどう過ごしたら良いの?」と混乱していましたが…
関心のあることだけをする生活
タスクを消化せず、気が乗らないことはしない生活は…当初、混乱と罪悪感の塊でしたが、それが休むということなんだと徐々に実感していきます。
これまで不必要なタスクに追われてたものがなくなって、ボーッとする生活のなかで、「暇だなー何をすれば良いのだろう?そういえば昔好きだったことは…」と思い出したこと、気が向いたことをやっていました。
- 自作パソコンの消耗パーツ交換
- 高校生以来ぶりのガンプラ作り(今後趣味の話も、出来たらと思います)
- FF7のようなシナリオを楽しめるゲームをする
など、いずれも以前は好きでやっていたけれど最近出来ていなかったことです。
やっているときにはやることないからやっているけれど、無駄な時間を過ごしているのかも…と思っていましたが、案外にも新たな発見もありました。
休息には、物事を成し遂げることだけでなく、その過程を楽しむ余裕も必要
2週間ほどタスク中心の結果と効率を中心にした生活から離れて分かったのは、この数年は物事の過程を楽しむような余裕もなかったけれど、こういった感覚を味わうのが休息なのかも?と思ったのです。
目的もなくボーッと思考を巡らせる。そんな時間を過ごすなかで心を動きそうなものに気づき、やってうまく行かないこともあるけれど、その掛けた時間も充実していたように感じました。
公私のオン・オフが分からなかった状態も、
オン:タスク中心の結果と効率を求められる対応
オフ:目的もなくボーッとしてみること
といったことをなんとなく感じ始めています。
そしてそんな感覚を久しぶりに味わい、自分は今も充電期間。まだ休みたい。という本音も感じ取れました。
他の人からの評価を気にかけていて気は休まっていなかった
また、関心のあることだけをする生活になり、これまで他の人との比較や周囲からの評価を気にしていたことも実感。
自分と他の適応障害・うつ病となった方の復職、再就職までの期間を比べていたり、転職エージェントを使った転職活動では自身の商品価値を提示される求人情報から感じ取っていました。そんな生活では気持ちは休まっていませんでした。
新たな自分に慣れるのに8週間かかる
以前のような自分とは違いますから、この角が取れた自分が馴染んでいないので、そんな自分で良いのかな?正直受け入れられるのかな?と、もやもやしているところです。
カウンセラーの方いわく、新たな価値観が定着するまでは8週間かかるとのことで、ちょっとそれは長くない?と不安になりましたが、こういう期間も必要かなぁと考えています。
確実に自身の転職市場の価値は下がるけれど、そんなんもう今さらですからね…^^;
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■あとがき
せっかくガンプラを再開したのだからと、ガンダムベース東京に行ってみました。
X JapanのToshlさんの作ったガンプラも飾ってあったのですが、アレンジが渋くて好みでした。