適応障害となった後、言われた嫌な言葉

今回は適応障害となってから周囲から言われて嫌だった言葉を取り上げていきたいと思います。

口にした方に悪気がなくても地味に傷ついた言葉はあるもので、メンタル病んでしまった周囲の人にはこういうことを絶対に口にしないで欲しいというものを、いくつか自分の実体験ベースでご紹介していきます。

上司の「自分だったらこの会社を辞めるな。」

まず最初にあげるのが、「自分だったらこの会社を辞めるな」という言葉です。
適応障害と診断され、ドクターストップがかかり、戸惑いながらも直属の上司に連絡をした際に言われました。

正直、今後の昇進に関わる大きな影を落とす出来事だと自覚はあって、消化しきれていない状態だったなかで…それこそストレスの大部分はその直属の上司が原因だったのに、さらに追い打ちをかけるようなことを口にするの?と…唖然としたのを覚えています。

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「まだ休んでいるの?時間の無駄だよ。」

次に心無い言葉として「まだ休んでいるの?時間の無駄だよ。」という身近な人の言葉もキツイものがありました。

そんなことは病気となった本人が一番分かっていて焦っているのにどうにもならないから休んでいます。そんな言葉で奮起するようなら、もうとっくにどうにかなっているんですよね。

自分の場合はこの方とは距離を置くようになりましたが、多分家族からこういうプレッシャーを掛けられていたら相当しんどいだろうなと思います。

「思ったより復活は早そうですね」

最後にご紹介するのが、信頼する友人のひとりから言われた「思ったより復活は早そうですね」という言葉です。

元気そうにしている自分の姿を見ての発言なのですが、当時は人と接する時には元気に振る舞っているだけのカラ元気な状態。

自分がこれまでと同じように働くことができるのか不安でいっぱいだったこともあり、正直なところ復活時期なんて分からんよ。悪気はないのは分かるのだけど、他人が人の体調をどうこう言ってくれるな…
と、率直に感じていました。

言って欲しい言葉は「休めるときに休んじゃえば?」

自分自身、比較的ハードに働くことが求められる専門職ということもあって、仕事を出来るようになるのか?結構な不安感を抱いています。

適応障害と診断されてから8ヶ月経った今も調子の波はあって適応障害の症状もぶり返すこともあります。

逆にそういった状況のなかで母に言ってもらえた「休めるときに休んじゃえば?」という言葉はとても嬉しかったな。と、感じています。

金銭的には独立していても三十代後半になった息子が母に心配をかけるような状況で、なんとも情けなくも思うのですが…

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■あとがき

かぐや様の映画観てきた。

心の闇を吐露する会長の姿に共感、努力して虚勢を張って、みっともない姿でも理解されたら嬉しいだろうなぁと。