適応障害で仕事を辞めて4ヶ月が経過、年末年始にちょっとずつ本の処分を進めて最終的には本棚一つ分の空きを作りました。
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部屋の掃除をしだす
適応障害となったばかりの頃は部屋の異常さに気が付かなかった
勤めていた仕事をドクターストップで休むことになったばかりの頃は、どうにも頭が冴えず、身体も重い状態。心の中は周囲への申し訳なさに苛まれ、雑然とした部屋の異常さ気がつきませんでした。
一人暮らしだったこともあり、友人を自宅にまねくこともなかったので、
・部屋はホコリだらけ
・違う季節の服が床に散乱
・もう使わないPC機器がたくさんある
といった状態でも、何も違和感を抱かなかったのです。
自然退職を視野に入れた頃から、掃除や不要物の処分を進めていった
自然退職を視野に入れはじめた7月頃から、雑然とした部屋の状況に気が付き、徐々に掃除を進めていきました。
最初は掃除機を掛けられるようにするところからスタートし、服やPC機器、家具の処分、そして約半年をかけて本の処分も進めていました。
本の処分は悩ましい
本の処分はとても悩ましかったのですが、約半年かけて2つある本棚のうち、1つ分を処分しています。
仕事に関わる専門書 一部のみ残す
仕事に関わる専門書はそもそも今後の仕事が決まっていないので、どの本が今後必要となるのか割らないことが悩みどころでした。
自分の専門分野は税金、会計監査、ITなのですが、それらの専門書はなかなかに値が張り、処分するかどうかの決断は難しかったです。
最終的には改めて入手するのは困難なものを中心に残し、それ以外のものを処分してしまいました。
思い入れのある本や趣味に関わる本 手元に残す
思い入れのある本や趣味に関わる本については、手元に残すことにしました。
適応障害となってから好きなことに対する関心が薄れてしまっていて、これらの本を処分することは後になってから後悔しそうだな…と考えたからです。
実際に残した本は大切にしたいと感じているもの
- 心を揺さぶられた小説やエッセイ集、自己啓発本
- 稀少本や同人誌でもう手に入らないもの
- 自身が執筆した記事が載っている雑誌
など
気持ちがネガティブに振れて『これまでの自分なんて価値がない』と思って全てを処分したい衝動にも駆られたのですが、これまで培ってきたことを否定することはない。過去の自分が大事にしてきたものの価値は変わらない。と、思い直して手元に残すことにしました。
遺品整理を進めるようで妙な気分になる
本の処分を進めているうちに最終的にはひとつの本棚ががらんどうに。
今の自分にはこの本棚は『余分かな?』と思っていて、タイミングを見て処分を進めたいと思っているのですが、なんだか過去の自分の遺品整理をしているような妙な気持ちになっています。
もう一度、新たな自分を作り上げていくので、案外間違いではないのですが…
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■あとがき
実家に帰った際にお姉様から
『これまで一度も失業保険や休業補償も貰わずに働いていたのだから、きちんと病気を治せるように傷病手当貰って休んでおこうよ』と。
これまで厳しかったので優しい言葉頂けて超意外でした。