停滞感があった主治医との診察を悩みの解消につなげる

言語化の魔力という本を参考にして、適応障害で抱える悩みの解消のためメンタルクリニックの診察時に取り入れてみました。

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言語化の魔力は精神科医の先生が執筆された本

言語化の魔力という本を知ったのはYou Tubeで著者の樺沢紫苑先生の動画を見たことがきっかけでした。

最初は適応障害となっている自分に参考になるのか疑問だったのですが、図書館で借りて読み、これは日々の参考にしたい!と、本屋で購入しています。

言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える

悩みは停滞が原因、ニュートラルに物事を見る。

特に今回、本に書かれた内容を活用したのが、自分の悩みである適応障害からの社会復帰することへの取り組みでした。

本の中から活用したのは

  1. 悩みは停滞が原因だからまずはちょっとでも動いてけば解決に近づくこと。
  2. ニュートラルに物事を客観視するためのノウハウとして、事実は何か、感情は?、思考は?、じゃあどうするのか?、結果をフィードバックを言語化すること。

の、2つです。

メンタルクリニックの診断を主体的に意味のあるものへ

実のところ最近はメンタルクリニックへの通院は不安感を抑える薬の処方と傷病手当金の受給のためと割り切っていました。

あまり辛かった時のことは話したくないし、触れられたくもなかったですからね。

主治医の先生とのやりとりは必要最低限で、

  1. 医者「体調はいかがですか?」
  2. 自分「調子が良い」or「調子が悪い」
  3. 医者「ゆっくりと休んでくださいね。」

これで即、終了としていました。

とはいえ、せっかく定期的に自分の事を診ていただいている主治医の先生とのやりとりです。

悩みを抱えているのに活用しないのはもったいないし、専門家として何か知見も貰いたい。と、言語化の魔力に書かれていたニュートラルに物事を客観視するためのノウハウを取り入れてみました。

悩みの解決でなく、悩みの解消のために行動を起こす

今の自分は適応障害となって仕事を退職してしまったことで自信を失っていて、フルタイムで再就職を出来てもすぐにリタイアしてしまうのでは?と感じている悩みを伝えました。

事前に次の1〜3の項目までを言語化し、診察時に主治医の先生からの意見を貰う形です。

1.事実
気心の知れた友人達でも逢うと数日は疲れてしまう状態。仕事をフルタイムでの復帰は想像できない。今の状態でも出来る社会復帰としては正社員でなくアルバイトの求人を探している。

2.感情
今は収入を傷病手当金に頼っている状態で、下手にアルバイトで働くよりも収入が多いのでアルバイトとして再就職した後の生活が金銭的に不安がある。

3.思考
段階的に社会復帰するためにアルバイトなら傷病手当金が多少減額になっても貰い続けることは可能なのろうか?

4.主治医からのフィードバック
医者「傷病手当金を支給しているけんぽに確認しては?」
医者「図書館通いなどを日課にして通勤の練習をしてみては?」
自分「けんぽに確認してみます」
自分「出来るかどうかわからないけれど、平日の日課として取り組んでみます」

根本原因は解決はしていなくても、悩みの解消につながる

主体的にやりとりしてみたことで、以前よりも主治医の先生との診断時間が有意義に出来て、少し前向きになれました。

フルタイムで働くことへの自信がないことの根本的には解決はしていないし、傷病手当金の手続きの確認は自分にとって残念な結果であることを知ったのですが、それでもタスクが明確になって悩みの解消にはつながっているのですよね。

将来的な社会復帰を目指しつつ、まずは平日の朝の満員電車や、職場のように周囲に人がいる状態になれていければと思います。

ちなみにこの記事は社会復帰の準備として平日の日課に決めた国立図書館で書いています。周囲に人がいる環境はなんだか落ち着かず、「パソコンの音消せや後ろの人!」なんて思っているのですが、こういったノイズも受け入れていく練習と思ってやっていこうと思います。

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■あとがき
昨日はライブ配信業をされている交友のある方の話を聞いてきた。
使っていない機材も譲っていただけまして、ちょっと自分のログとして動画を残していこうと思います。