職場ストレスの後遺症は改善したか?適応障害の発症から約1年の状況

適応障害と診断をされてから約1年たった現在、病気の後遺症として残っていること、改善したこと、悩んでいることについて今回記事にしてみました。

「最近調子が戻ってきたのでは?」と、感じることが多くなってきたものの…まぁ色々と後遺症に悩まされていることがあります。

「こんなふうになっては大変ですよ。」と、こちらの記事が職場のストレスがヤバい方への参考になれば幸いです。

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食欲、睡眠、関心は戻っているのか?

自分が適応障害となってから特に影響の大きかったのが食欲、睡眠、関心について無くなることでした。睡眠障害を除けばいずれも当初は自覚症状が薄かったのですが、少しずつ適応障害の症状が軽くなっていくにつれ自覚していくもの。
現状ではいずれも改善したように感じています。

食欲 関心が戻ってきた

病状がひどい時には義務感で食事をするような状態で、関心もなく定期宅配サービスの冷凍もの中心の生活が続いていました。

そこから段々と弱った胃も自覚し、胃に優しい食生活を続けた後、最近は何が食べたいのかを自覚しつつ自炊や外食もできる普通の状態になってきています。

お酒については薬の関係もあり、一滴も飲まない生活となっていますが、元々付き合いでしか飲まないので、あまり食生活への影響はないですね。

睡眠 早朝覚醒はマシになった

睡眠について特に悩まされていたのが早朝覚醒です。これはつい最近になってやっとマシになってきました。

寝ている時や寝起きの時にはうつ症状の自己否定的な考えに強く引っ張られてしまうことが大きな原因だったと思いますが、うつ症状もだいぶ回復したので普通に寝られる日が増えています。

以前は睡眠への悪影響がないようにと飲まなかったコーヒーも普通に飲める生活です。

関心 いろいろなことに関心が向くようになった

物事への関心がなくなっていたと、適応障害の症状の回復していく段階で徐々に自覚したのですが、今はだいぶ戻っているように感じます。

例えば異性への性欲は枯れていましたし、つい最近までは暇という感覚すらも失っていたのに気が付き自分のことながら驚きました。

まだいくつかの感情はなくなったままかも知れませんが、もう流石に普通の人間らしい感情も戻ってきたのでは?と考えています。

身体への影響は?

身体の影響について胸の動悸や倦怠感、頭の冴えなさ、胃腸炎、急激な体重増、左腕・左肩のしびれなど様々な症状に悩まされていたのですが、体感ベースでだいぶマシになっています。

音への過敏さは改善、私生活では動悸も起きない

駅前で行われる選挙演説のような大きな音や強いメッセージ、早い楽曲を耳にすると動悸がおきることがあったのですが、最近になってそういうこともなくなっています。

試験的にあえてそういった環境に行ってみて、影響を確認してみるつもりですが、こちらはほぼ問題ないだろうと思っています。

倦怠感はマシになった

適応障害となってからは輪をかけて身体のだるさに悩まされていました。

疲れがない状態から半日でも活動的に過ごすと、その日の夕方か次の日は身体が重く使い物にならない状態だったのですが、今はだいぶマシになっています。

まぁ毎月40時間オーバーの残業前提の前職の働き方はもうできる気はしませんが…

頭の回転 小説も普通に読めるようになった

元々読書好きで小説を読むことが趣味だったのですが、適応障害となってからは文章から情景が浮かばないこともあってほとんど読めない状態でした。

こちらは小説ぐらいであれば、以前と同じように読めるようになって、頭の冴えは戻っています。

肥満、胃腸炎、左腕・左肩のしびれ

胃腸炎は比較的回復したのですが、ストレートネックの影響で出ている頚椎症による左腕・左肩のしびれは未だにあり、リハビリ中です。当面は整形外科への毎週通院と毎日のストレッチが必要とのことですが…生活に支障もないし、原因もわかっただけ良しとしています。

前職で働いていた頃にはストレスと不摂生な生活が続き、短い期間で20キロ近く太ったのですが、そちらはほぼ以前の体重に戻っています。正直、以前の体型に戻すまでだいぶ時間が掛かりましたね…

適応障害の後遺症

改善していることがある一方で未だにあるのは数日おきに前職の職場への怒り、辛かったことがフラッシュバックで蘇ることですね。

「いわゆるトラウマに近い出来事だったので仕方がないのだろうな〜」と今は客観視できるぐらいの感覚が持てるようになったのですが、このどす黒い感情とは長く付き合っていくことになると思っています。

また、不安を掻き立てられることやショッキングなことを目にすると未だに精神が不安定になるので新聞やニュース、SNS、性格のきつい家族との接触は避けているような状態です。

あとは今後の人生への影響としてずっと精神安定剤との関係はずっと続くことは覚悟しています。これは現実的な問題として「いつ薬を辞めれるの?」という目処が経っていませんから。