この一年は過去一の変化があった

三十代も後半となり、四十代も見えてきて、当面は大きな変化は無いだろうと思っていたら、病気ひとつで生活が一変した一年でした。

適応障害という病気に振り回された一年を振り返っていこうと思います。

一年前に考えていたこと

この記事を書いているのが大晦日ということもあり、ちょうど一年前のいま語は何を考えていたのだろうと自分のノートを見返してみました。

書かれていることを見ると、プライベートでは投資について意識が向いてNISAのことを調べだし、仕事では働き方改革の残業時間の制限に四苦八苦しつつ、会計システムの変更や、新たに対応が必要となっていた税務申告の対応で頭を悩ませているのが伺えます。

以前の自分はメンタルは他人より強く、学生時代からずっとハードに過ごし、社会人になってからも様々なタスクをこなしていたので、メンタル疾患に自分がなるなんてありえない。

それこそ今の自分がタイムマシンに乗って一年前の自分に会いに行き『3ヶ月後には体調の違和感を抱きつつ、4ヶ月後には仕事を適応障害で休むことが起こるよ』なんて伝えても『何かのドッキリ?ありえないでしょう?』と、話も聞かないと思います。

きつい職場環境でメンタルを崩した一年

今年は自分自身にとって過去一の変化がありました。

1月から4月は仕事に忙殺
日記記録は途切れがちに、内容も「疲れた」とひと言だけ。
3月に整体で施術者の方から「全身硬すぎる。痛いレベルで触っても特に何も感じなく、体が鈍感になりすぎている。どうした?」の?と、言われていた。

正直、このあたりで仕事を辞めていたら、長期戦線離脱は避けられたかなとちょっと後悔しています。

5月から8月は自信喪失と消化不良感
当初は自覚症状が薄かったが、試験の勉強の際に頭の冴えなさを自覚。体調不調、感情の浮き沈みにも悩まされる。
まだ状況を受け止められていない状態から、徐々に体調を整えつつ感情の浮き沈みを抑えようとするも、最終的には休職期間満了での退職となっていました。

自信喪失と消化不良感ある期間ですね。

9月から11月は回復と困惑
会社を退職したことで、以前の環境に戻らなくて良くなり、頭の回転も戻りだしていた。

旅行に出かけリフレッシュするも、転職活動をし始めると前職のことがトラウマ化していることに困惑していました。

いったん転職活動もストップし、メンタルのケアをしていく必要性を自覚していきました。

12月はメンタルケアの必要性を実感
焦燥感からか早朝覚醒が再発、12月上旬は現状を認識してここでお終いにしたいと感じだすも、一時の気の迷いと自覚します。

このあたりから、これまでの自分自身に厳しい価値観を見直して、緩めていく方向性に切り替えていきます。

開き直って
・長い助走期間
・興味のあることをやってみる(非公開でYou Tubeの動画配信など)
・徹底的に休む
を、心がけてカウンセリングもお願いし始めた期間でした。

いずれ限界は来るものだった

これまではずっと頑張る!我慢をする!一辺倒のゴリ押しでどうにかしていくことが多かったです。

ただ我慢をする、やり遂げるスキルを身に着けてもいずれ限界は来るものだった。それがたまたまこのタイミングだったというだけだったように思うのです。

どんなに堤防を高くしても革の水の量が多くなりすぎたら決壊することもある。勤めていた会社と組織の状況が一気に悪化し、自分のキャパオーバーをしたのが今年だっただけ。

遅かれ早かれいずれはキャパオーバーをしてたのだと思うのです。メンタル疾患にかかって仕事を強制終了させたのは荒療治ではありますが、この30代のうちに仕事を失うような病気を経験したことも今後に活かせれば良い。そう思おうと考えています。

来年は今よりちょっは緩い自分を受け入れてやっていきたいです。

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■あとがき

気がつけばあっと言う間の2022年でした。
なんだか1月から記憶が曖昧な時期も多く、こんなことも起こるのか〜としみじみと感じています。

たぶん適応障害が一気に良くなることもないでしょうし、2023年はゆっくりと焦らずやっていこうと思います。