近況報告〜いったん生活が落ち着いて〜

生活の拠点を変えてひと月が経とうとしています。

以前住んでいたマンションは十年以上暮らしていて周囲のことはたいていのことはわかっていたので、新居での生活は戸惑うことも多かったです。

メンタル不調を経験していた身として感じたことを今回記事にしていきます。

メンタル不調時の引っ越しは負担が大きい

自身が仕事のストレスから適用障害となったとき、実家を離れひとり暮らしをしていました。

療養生活をするにあたって実家に戻り、家族のお世話になる選択肢もありましたが、自分の場合は生活の変化が新たなストレスになってしまうと思い生活拠点を変えないままでいました。

実家に戻れば家族と一緒に生活をするので、生活習慣が安定するのでしょうが、メンタル不調に対する理解がない家族もいましたからね。現実的ではなかったのです。

転職直後に引っ越しも検討したけれど、メンタルの安定を優先して先送りに

また仕事を変えて働き出した直後、療養生活を過ごした環境から離れたいと引っ越しを考えることがありました。
当時、引っ越しについて周囲に相談していてメンタルクリニックの主治医、当時お世話になっていたカウンセラーさん、家族からは慎重に判断するようにと伝えられていたのを覚えています。

その理由はたとえ良い変化だとしても、人は変化に対してはストレスを感じてしまうもの。その環境にマンネリを感じるぐらいになるまで大きな変化は先送りにするのが良い。というものでした。

引っ越し直後はストレスフル

引っ越しを終えて、気がつけばひと月。やっと生活環境が整ってきました。
振り返ってみると「引っ越しの負担を舐めていたな」と、正直なところです。

まずは金銭面で言えば引っ越し費用は馬鹿になりませんでした。新居の敷金・礼金、仲介手数料、引越し業者の費用など清々しいほど預金残高が減っていきますからね…

今、メンタル不調が再発したら生活が出来るのだろうか?なんて不安感はありました。

また、手続き面もかなり厄介です。役所や公共料金の手続きなどは期限もあり、一つ一つがとても面倒。書類仕事が得意でも、なんだかんだ時間はかかりますのでボディーブローのように疲労とストレスはかかります。

そして生活環境の変化というと、お世話になっていた近隣店舗が使いにくくなり、見直しが必要になります。スポーツジムは退会し、スーパーや飲食店、クリーニング屋さんなど新居の近隣店舗に行き新規開拓。面倒でした。

生活の負担感は減ってきた

今はやっと生活は落ち着いてほっと出来ましたが、なんだかんだ予定外に仕事が忙しくなったこともあって、思った以上に余裕はなかったです。

一年前に引っ越しをしなくて良かった。と、心底思っています。

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