野球観戦でチームプレーの大切さを実感

友人に誘われて、人生初の野球観戦にいきました。

球場の雰囲気は新鮮で、特に負けた楽天イーグルスの選手たちの苦しい状況でもチームプレーを徹底なされていた姿が印象的でした。

たとえ負け試合だろうとも

対戦カードは ヤクルト 対 楽天

この試合では序盤にヤクルトが大量得点を上げてリードを守り勝利を収めたのですが、個人的には苦しい状況を打破しようとする楽天の中盤以降の動きに目を惹かれました。

先発投手が投げている最中に、球場の隅で中継ぎ投手が準備をし、中継ぎ投手が投げているときには抑えの投手が準備をしている。

完全アウェイの試合会場で負けが濃厚な状態でも各々がプロとして役割を全うしようとしている姿が素晴らしいし、敬意を感じました。

適応障害で辞めた前職ではチームプレーが崩壊していた

試合を眺めながら考えていたのは自分が適応障害となって辞めた職場のことです。正直なところ組織としてうまく機能していなかったように感じました。

営業系の部署に寄った意思決定で管理系の部署が疲弊していて、所属していた管理系の経理部では感情的な振る舞いをする上司が同僚を追い詰めた結果、退職。その欠員補充もままならず実務担当の退職者が続き、さらなる乱を招いていました。

残る人はそういう状況も我関せずで距離を取れる人だけで、下手に当事者意識を持っても、良くて現状維持で根本的な改善は見込めない状況からストレスと業務量に潰れ職場を離れてしまいます。

自分自身はいち担当者という立場でありながら単体→連結→決算開示の全てに関わり、野球で言う先発、中継ぎ、抑えをひとりで担う状況、さらにいえば他のスタッフのコーチングや上司や他部署からの相談対応まで求められ、その状況が改善する見込みがなく、『あぁこれは本格的に身体を壊してしまうな。』と身体の危機反応に従い退職を決意しました。

自分たちよりもよっぽど若いチームであってもプロとしてチームプレーを徹底されている状況を目の当たりに、なんだか色々と感慨深い感情を抱いていました。

仕事への取り組みは長期戦

会社員として働く場合、野球のペナントレースよりもさらに長期戦です。

どうしてもうまくいかない時もあり、そういうときにも各々が求められる役割を全うする意思を持ったメンバーで仕事がしたいなと感じています。

結果的にうまくいくいかないはありますが、そもそもとしてチームプレーの意思を持っているかどうかが肝ですからね。