職場のストレスから適応障害となって仕事を休みひと月が経った頃、同じ部署の若手スタッフが退職することになった。
職場で仲の良かった同僚たちのみの小規模な送別会があり、自身も参加。
そこで休職後の職場の状況を知ることになりました。
自身の業務は上司が引き取ってくれていた
食事会に参加をしたのは「真っ先に迷惑をかけてしまった同僚たちに謝りたい。」という想いが強かったからです。
気心の知れた同僚たちでも、人と会うのはメンタルの消耗が激しい状況だったのですが、それでもきちんと仁義を切ることは必要だと思ったのです。
迷惑を掛けたことを謝罪をすると、自身の業務は集まった同僚たちには割り振られず、上司と外部コンサルのスタッフで対応をしていたと聞き、ほっとしたのを覚えています。
若手スタッフが上司の状況認識を問いただす
印象的であった話題は、一番の若手スタッフが上司に対し、真正面から「この体制でどうしていくのか?どう考えているのか?」と問い詰めたエピソードです。
- ベテランスタッフが我関せずで十分に機能していないこと
- 退職者が先行し、新規採用は進まないこと
- 派遣社員さんをひとり増やすも、無茶振りをしていること
- 自分と上司が対応していたプロジェクトは頓挫していること
- 所属部署手動で新規プロジェクトが立ち上がっていること
など問いただすも、上司は具体的な対応の説明はなく…同僚はこの職場に見切りをつけてしまったそうです。
限界まで来ている。逃げるが勝ち
退職した若手スタッフは自分が復職を選択してしまうことを心配してくれていて、「もう限界まで来ていますよ。逃げるが勝ちです。引き止められても迷ってはいけないですよ。」と忠告してくれました。
転職をしたばかりの頃から一丸になって業務を改善しようと奮闘した同僚も既に退職してしまい、最後に残ったのが休職中の私です。
冷静に考えてこの状態でもう一度やり直していく気力はなく、休職期限満了後にどうするのか?という問題は退職をする方向性に傾いていきました。
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■あとがき 退職予定日まであと7日。
メンタルクリニックの主治医に退職手続完了を伝える。
すぐには再就職せず、引き続き療養の方向でやっていくことになりました。