転職面談で必ず聞かれる質問に『前職の退職理由』があります。
書類選考を通った会社との面談のためにこの質問に真正面から向き合うストレスから適応障害となった際の症状が再発。
自分自身も困惑しているなかで、元同僚の友人に相談したところ、「単に転職面談を乗り越えるだけであれば仕事上のトラウマと向き合わなくていい」と目からウロコの提案をされました。
関連投稿
適応障害の症状は想定していたより重症だった
この友人に会って自身の状況について伝えた際にはとても驚かれていました。
- 転職面談のため、前職のことを振り返ると以前の適応障害で起きていた症状が再発
- 転職時の適性テストで高いストレス反応が出て指摘された
- 抗不安薬をまた飲み始めるようにしていること
周囲にはなかなか告白することができなかったのですが適応障害の症状があった際には不安感や罪悪感に飲み込まれてしまう感覚が強く、前職を連想させる文房具や時計、私物のノートパソコンはすべて処分、心の奥底に前職でのトラウマから目を背けていました。
元々この友人とは同僚ということもあって、適応障害となる前のバリバリ働く自分のことをよく知っています。
「思っていたよりも重症だったのね?!」「てっきりハードに働いていたから少し休みたいのだと思っていた…」と改めて自身の状態がひどかったことに驚いていたのです。
転職面談のために仕事上のトラウマと向き合う必要はあるのか?
転職面談を乗り切るために自分は正面からトラウマと向き合うつもりでした。
強い意思でやってのける思想は変わっておらず。病気になってもやってやれないことはない!たとえ困難であったとしても自身の心の闇を見つめて、乗り越えていく。そういった適応障害となる前の自分と同じ思考と意気込みでしたからね。
案の定、病み上がりの自分には無理で病状が再発した訳です。納得。
友人からは「単なる転職をするための面談で仕事上のトラウマと向き合う必要はある?」「面接を通過する程度に取り繕うことができれば十分でしょう?」と意見を伝えてくれました。
そのときの自分は
- 仕事で失った自信は仕事をすることで取り返すのは正しいが、転職面談をトラウマと向き合う必要はない。
- 転職面談の質問は株主総会の想定問答集のように形式で回答することで良く、変に力むようなことではない。
心の闇を抱えたままの自分でも以前のような辛い転職先を選ばないことが出来る方法があるのか!と、視野が広がったように感じました。
信頼できる友人に素直に相談してよかった
前職の失敗点、特に過重労働になるような職場はうまく回避しつつ、自分にあった新しい視点を取り入れて、使わせてもらおうと思います。
みっともない自分だと感じていても、信頼できる友人に素直にさらけ出して相談させてもらってよかったです!いつか恩を返したいですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■あとがき
友人と新海誠監督の最新作、すずめの戸締まりを観に行きました。
きれいな廃墟の映像めちゃ良いですよ。