適応障害からの社会復帰 周囲に弱音を吐くことを心がける

適応障害になったことで仕事を辞めて一年弱が経ち、体調も回復して来週から新たな仕事に就くことになっています。

新たな環境でやっていくことに不安もありますが、自分ひとりで抱え込むのではなく周囲に弱音を吐くことも心がけてやっていこうと思っています。

適応障害となった時には周囲に弱音を吐けなかった

自分が適応障害となった時の会社は過渡期で業務量は多く、それに加えて部署内の人間関係も悪かったこともあって連続して離職者が出ていた状況でした。

そんななかでも、管理職を支える立場の自分が弱音を吐いてはいけないと「どうにかなるから大丈夫だよ。」と心にもないことを口にしながら無理を重ねていましたし、それでもこの環境でやっていくのだと肩に力が入りすぎて仕事を持ち帰ってなんとか対処した結果、プライベートの人間関係もほとんど途絶えて体調を崩して退職をしています。

会社内では相談出来る人も限られていて、同じ部署にはそういった人がいなかった状況で追い込まれていたのですね。

今は弱音を吐ける人間関係を繋いでおく

前職を休職して、自分の中で長期療養を受け入れてから、プライベートの人間関係も時間をかけて作り直していきました。

信頼できる人に対しては自分がメンタルを病んでしまったこと、不甲斐ない思いを抱えていたことも話し、改めて今の自分と繋がりを持ってくれた周囲の方たちは感謝しています。

最初は学生時代からの友人や母から始まり、同業者の知人やゲーム仲間にカウンセラーさん、病院の担当スタッフやお医者さん、あとはよく行くお店のスタッフさんも自然体に接することができる方たちです。

様々な方たちと接していくなかで少しずつ自己否定のループから抜け出して、また頑張って社会復帰をするところまでこぎつけています。

そういった人間関係は新たな仕事に就いてからも、前職での出来事を反面教師としてプライベートを完全に犠牲にせずに自分自身の変に格好つけなくて済む関係として大切にしていくつもりです。

仕事に就いた後、友人と会う予定を取り付けておく

自分はきっと新たな職場に就いたあと、最初はどうしても無理をしてしまうと思います。そういう性分ですからね…

だからせめて、弱音を言える場を用意しておこうと今から友人と会う約束を取り付けています。適応障害からの社会復帰は周囲に頼る勇気を持って自分ひとりで抱え込まないようにしこうと思っています。

心身を悪くしてまでしなければならない仕事はありませんし、上司や同僚に配慮をし過ぎてメンタル疾患になって周囲に心配をかけたくないですから。