元々親睦の深かった前職の同僚と定期的に近況報告を兼ねた食事会を開いています。
今回はその際に感じたことを記事にしていきます。
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元同僚とは職場を離れてから本音トークが出来るようになった
約4ヶ月振りに会った同僚たちと食事会を開き、雑談に花をさせて来たのですが、職場を離れてからより親睦が深まったなと感じています。
理由はやはり、同じ苦労を分かち合い、そして一定の距離が出来て以前よりも本音で喋れることが増えたからなのでしょう。
同僚として働いていた時には会社に対する批判や不満を口にして、下手に漏らされては敵わない、そう考えてくだらない話は出来ても本音での相談は出来ませんでした。
ずっとこの部署の状況の詰んでいてマズイ…と心の底から思っていても、立場上は「大丈夫」と心にもないことを口にし続けていましたからね。
また、退職した全員が前職のトラウマを抱えていまして
- 前職のオフィスのあった場所の名前を見たり、聞いたりするのも気分が悪くなる
- 前職の上司の名字を見るとと変にどきっとしてしまう
- 前職で感情的な女性上司に悩まされ、女性上司というだけで警戒してしまう(自分)
問題上司との関わりは自分が一番深かったのですが、部署の上長が気分屋で感情を抑えられないタイプだったので皆それぞれ心の傷を抱えているのが実情でした。
若手の元同僚からの謝罪
また驚いたことに、若手の元同僚から自分に対して謝罪もありました。
はじめはなんで謝れたのか、分からなかったのですが、自分がメンタル疾患で苦しかったときに夜間に業務処理の相談メールをすることを窘めたことがあり、そのことを気に病んでいたそうです。
数ヶ月も前のことだったので、こちらはもう気にかけていなかったのですが、こういう人間性だからこそ、今もつながっているのだろうなと思います。
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前職の状況は相変わらず大変そう
前の職場で働き続けている元同僚から話を伺うと私達が所属していた部署は相変わらず大変なようで、大量離職となってから一年を掛けてやっと欠員した人数を採用できる見込みらしいです。
とはいえ退職者が大勢出した元凶であるクセの強い上司は相変わらずとのことで、退職済みのメンバーの全員で「後任者たちは大変だろうなぁ〜」としみじみ口にしてしまい思わず苦笑いしてしまいました。
また、お世話になった方たちの現状について聞いてみると、退職者も多く、中には自分と同じようにメンタル不調となった方もいたとのこと…人の心配をする立場ではありませんが、率直に不憫に感じてしまいました。
特定の担当者に負担を強いる管理職の方たちの姿勢は相変わらずで、あの会社は入社した時点で負け、逃げるが勝ちだったのだなぁと改めて理解した次第です。
親しかった同僚とのつながりは大事にしたい
自分自身、前の職場や直属の上司に対してはメンタル疾患を患うような状態に至ったこともあり、恨みもあります。
専門職としてのプライドも傷がついて、一年という長い時間を棒に振り、そういう期間を経てもなお数年間に渡って心身の不調と向き合う必要があるのです。
正直人生がまるっと変わってしまい、どす黒い感情ぐらい抱きますって…
とはいえ、そういった環境の中でも一緒に苦労を分かち合った元同僚たち、へっぽこになった自分と接していても良いことはないのに、変わらずフラットに接してくれる関係性は嬉しいのです。
皆別々の道を進んでいますが、そのつながりは大事にしていきたい。そう、感じています。