同僚の指導よりも自身の業務を終えることを優先する

前職で働いていたストレスから適応障害となって体調を崩し、約1年の無職期間を経て、今は新たな環境で働いています。

今も100%体調が戻ったわけではなく、ストレス疾患の再発を防ぐためにいくつか心がけていることがあります。

今回はその中の一つ、「同僚の成長よりも自身の業務を終えることを優先する」を記事にしていきます。

チームを率いる立場で働いて

現在の自身は主にチームを率いる立場で、時期によって違いますが、大体8人前後のチームで働いています。
そのなかで、チームメンバーに業務を割り振って、自身もタスクを抱えて業務全体としてうまく回していくことがお仕事。いわゆるプレイングマネージャー的な役割を担っています。

そういった状況下で考えていたのが、同僚の指導をどうするか問題です。

同僚の成長も必要だけれど、自身の体調と業務との兼ね合いはもっと大事

今後のことを考えると同僚の成長も必要だとは感じているものの、それ以上に入社半年も満たない自身としては自分の抱えている業務を無理なく終わらせるのが大事だと感じています。
まずは自分の残業時間を制限したうえで出来るタスクの精度を上げていくこと、そして全体感として精度が低くともそれっぽくできていればOKという割り切るという低い意識のプレイングマネージャーが現実的なのです。

現実として自身の精神と体調面で言えば以前の状態に戻ったわけではなく、未だに抗不安薬も飲み、カウンセリングも受け続けているような状態。
決して同僚の成長にまで目を向ける余裕はないし、そんなことにまで責任は負えないし、経験が浅くともいい大人で学生ではないのだから、成長は本人次第というレベル感でないとやっていられません。

チームメンバーの中には経験の浅いスタッフがいて、サポートが必要ではあるのですが、若いスタッフに振った難易度の低い業務のサポートを優先しすぎて、より負荷の重い自身のタスクが終わらなければもっと目も当てられない結果が待っているのは必至。

不確定な他人の結果より、コントロール出来る自分自身を優先

自分がいくらチームメンバーの成長を願ったところで結果は本人次第ですし、自分の身体を優先する意識を自分自身で捨ててはならないなと思っています。
以前は「周囲に親切に、良い人でいたい」と願っていましたが、今は少し考え方が変わっていて、「自分をまずは優先し、そのうえで余裕があれば周囲に親切を向けていこう」と、心がけています。