復職後に心がけている自分自身の客観視

メンタルダウンから復職後、特に意識しているのは自分自身を客観視すること。
病気の再発を防いでいきたいので、無理をしないために意識付けするようになりました。

自分自身が仕事に対する水準を高く持ちすぎていた

復職後に気がついたのはきちんと働くことに対して頑張りすぎる姿勢だったことです。

自身の考え方のクセなのですが、過去に経験してきたことと比較することが多いです。

今回のことを振り返ると、「適応障害となった前職よりは無理をしていないから問題ないはずだ。」と、無理を重ねていってしまったのでしょう。

今の職場で求められていたは上司の代わりに混乱を極めているチームのマネジメントをし、自分自身の業務に加え経験の浅いチームメンバーのフォローすること。

過去の状況よりもマシだから…と、自分自身に言い聞かせていたのですがメンタル疾患になった環境と比較するのは適切ではなかったです。

入社して即、そんな状況が続いて、気がつけば新たな職場でもまた適応障害になって休職に至ったわけですからね。

ゆるい社風

今の職場に入ってからというもの他の同僚から「あなたはきちんとしている」と言われることがあったのですが、その意味も今になって実感しています。
それは職場自体、ゆるい社風で仕事を完了させられない人が多いと感じているからです。

入社してから即、大口の案件の責任者となってしまったのですが、その時には過去資料の荒れ具合に絶句…
そして今回復職後の別案件も、規模は違えど同じような状況でした。

「職場としてこんなのが許されているのなら、自分はある程度の水準でやっつけよ。前任者よりもよっぽどきちんとしているし…」と冷ややかに考えるようになっています。

以前は特定の案件に専属で入っていたので気が付きませんでしたが、今になって休職前に想定していた水準が今の職場では高過ぎたのだと理解できました。

復職後、心配をしてくれた同僚から「あなたは経験もあるし、真面目だから3割ぐらいの力でも他の人より出来る。そういう職場なんだよ。」と、言われたのですが、時間とともに納得できています。

遅刻せず出勤して定時で帰れるだけで偉い

今は復職をして一ヶ月も経っていないタイミングで、客観的に見て普通に職場に出勤出来ているだけで十分頑張っていると思われるはずです。

「これから先、数十年働くのだから、スローペースでやっていく時期もあるんだ。」
「以前に比べたらいい加減なぐらいで、ぼちぼち仕事をやっていこう」

なんだったら、「遅刻せず出勤して定時で帰れるだけで偉いんだ。」と、焦らないことを心がけてやっていこうと思います。