適応障害でダウンしないための仕事への取り組み方

適応障害で休職・退職。約一年の無職期間を経て現在の職場に勤めています。
最近繁忙期が続いてまして、なかなか厳しい状態でした。

そんななかで改めて適応障害でダウンしない自分自身を目指す仕事の取り組み方考えるようになりました。

過労でダウンしても勤め先はつつがなく回っていくが…

まず忘れてはいけないのはたとえ自身が過労で働けなくなっても勤め先はつつがなく回っていくということ。

これは前職を休職をした際に体験したのですが…たとえ自身しか出来ない業務があったとしても、勤め先の業務はつつがなく回りました。

このことをフォローをしてくれた同僚たちに表立って口にすることは出来ませんが、なんだかんだで自身の抜けた穴は他の人が対応し、多少トラブルを抱えてつつも前に進んでいくものでした。

自分自身には多大な影響を及ぼす

それに対して過労で潰れた自身の人生には多大な影響を及ぼします。

自分の場合ですと、約一年、仕事も出来ない状況が続いてこれまで築き上げてきた信用や、専門家として働いてきたプライドも大きく崩れさりました。
体調も完璧には元に戻らず、職場を変えた今も抗不安薬や睡眠導入剤、胃薬も飲むような生活が続いています。

主体的に動いて生真面目に仕事をやっていたけれど、たかが仕事で潰れるなんて割に合わない。そんなふうに思い直すようになっています。

今は上司や同僚からの評価なんか気にしていませんでしたが、それでもまだ専門家としてのこだわりが強く、やっかいに感じているところです。

突き詰めて物事に取り組む性格が自分自身を壊したという自覚を持つ

また自分自身の性格の問題点、根を詰めてやりすぎてしまう悪癖を自覚していかないとまたメンタル疾患になってしまうでしょう。

過去を振り返れば何度か根を詰めすぎて体調を崩してしまった経験があり

  • 学生時代の受験勉強で根性論で挑んで大失敗したこと。
  • 社会人として2、3年目に仕事を抱え込み過ぎて限界が来たこと。
  • キャリアアップを目指し転職した前職で適応障害となったこと。

色々とあった訳です。

そして、この3週間ほど仕事の繁忙期を経験し、胃がキリキリし、身体の異常な強張りやだるさもあるような状態。
正直、適応障害の再発をするのでは?とひやひやしながら仕事中心の生活をし、「退職」という言葉が頭の中を巡っていたほどでした。

残業はせずマインドフルネスになる好きなことをする

結局のところ、自分自身は突き詰めてやっていく性格で、それが仕事や勉強に向きすぎると自分自身の限界を超えてやってしまうことを繰り返しています。
こういう状況を自覚していて、カウンセラーさんや友人、家族に相談をしていました。

限界になる前に弱音を吐いたり、周囲に助けを求められるようになったのは以前よりもマシだと言われつつも、もっと仕事を割り切った方が良く、具体的には定時で仕事をやめるようにとアドバイスを貰いました。

自分はこと仕事について、マラソンなのに100m走のような走り方をしているようなもの。たとえ定時で帰っても周囲よりよっぽど仕事は出来ている。
気持ち悪いと思っても仕事を途中で切り上げることを習慣化する。

それこそ仕事以外の趣味に取り組む時間を確保すればバランスがとれるというアドバイスが刺さりました。

停滞していた趣味の模型製作、より充実させていこうと思います。